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赤面しない人生

夫の膣内射精障害によりスポイトを使ったセルフ人工授精で妊娠・出産した女の記録です

夫は私でイケませんー「夫のちんぽが入らない」感想

突然ですが、セックスしてない暦2年を過ぎました
妊娠中は致し方ないにしても、産後一度もそういう雰囲気にはならず
1人目の時も1年近くご無沙汰だったのでそういうもんかと思ってましたが、世の中には年子で3人というご家族もいらっしゃる不思議
寂しいというのも事実ですが楽なのも事実
このまま一度もないままに、またスポイトで精液だけを注ぎ込んで子供を作るのかと考えると切なくもあり
かといってセックスをしたからといって満たされる訳でもないのです
夫は私のなかでは決してイケないのです
私が悪いのか夫に問題があるのか
答えは見つからないまま、私と夫という関係が刻んだ年月は二桁を迎えようとしています
普通にセックスができない
誰とも共有できず相談もできないこの悲しみと辛さと後ろめたさは何処に向かうのだろう
それでも私は子供が欲しかった
ひとりっこである物悲しさを埋めるためにふたり産んだ
今、まさに3人目について思いを巡らせている
なんて業が深いのだろうか

そんな私の心を埋めてくれた本
「夫のちんぽが入らない」こだま著
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タイトルだけならフランス書院文庫のようなタイトルだが、内容は最高にロックだ
このタイトルしかありえない
タイトルで尻込みしないで皆、手に取って欲しい
この本で語られる女性は私でありこのブログを読んでいる誰かだ
普通にできることができない
明確な言語にすることができない後ろめたさと悲しさと辛さと、それでも伴侶がいるという、つっかえ棒1本で支えられる不安定な人生
こだまさんが抱えるものは私か共感したなどと口にしてはけいけない
けれど、4章目を読んでいるとき、私ははらはらと涙を流していた
何故と問うことができないという何故を理解できる人ならば読んでもらいたい 
きっとこの本の何処かに貴女がいるはずだ